“なんだかとてもいい香りがするなと思ったら、
姉貴が桃を丸かじりしていた。
物欲しそうな目で見つめていたら、一口くらいかじらせてくれるんじゃないかと思い
じっと眺めていると、その視線に気づいた姉貴がチョイチョイと手招きをする。
果汁のこぼれる瑞々しい桃をじゅるじゅるとかじりながら、
「腕を伝って肘までたれて来る汁くらいなら舐めさせてやってもいいぞ」
姉貴の前にひざまずいて腕にすがり、
桃をかじるたびに姉貴の手のひらから手首、手首から腕、そして肘へと流れてくる
あふれる桃の果汁を舐め取ると、口の中には丸みを帯びた甘さと爽やさの桃の風味が広がった。
桃っておいしいなぁ。
姉貴ってやさしいなぁ。”
— よだれだらだら: 桃と姉貴 (via pirozhki)
(via maybowjing)